プリンター技術

プラスチックカード印刷

プラスチックカードはクレジットカード、運転免許証、会員証、社員証、資格証など日常生活の中で多く普及しています。

これらは求められる機能や耐久性、セキュリティ要素などにより、GRASYSプリンターとオプション機器、ソフトウェアの組み合わせでさまざまな用途にあわせて選択することができます。

UVインクパネル

UV(紫外線)インクパネルは印刷部分が紫外線光で蛍光するセキュリティのためのインクで、偽造カードを防ぎ、費用対効果が優れた最新のセキュリティ強化方法です。付属ソフトウェアでデザインに配置してUVインクパネルに設定し、UVインクパネル付きのインクリボンを使用するだけで利用することができます。作成したデザインはオプションのソフトウェアでも利用することができます。

ラミネート

ラミネートフィルムはカードを熱、圧力、擦れ、濡れ、粘着性のあるものなどからの保護をはじめ、長期間使用するカードに適しています。ホログラム付のラミネートフィルムを使用すると偽造防止や真贋判定などセキュリティ面を強化することができます。

ラミネートはカードの表面にポリエステルフィルムを加熱しながら接着する技術です、GRASYSプリンターID200Lではヒートアップ時間が短く印刷が早いのが特徴です。

リライト

リライト印刷は、リボンを使用せずプラスチックカードの表面のロイコ色素を印刷時に熱で結晶化して単色を発色させます、発行後のカードは印刷した内容を消しながら書き込む事ができ、専用のリライトカードは約500回繰り返し使用することができます。

GRASYSID170Rのリライト印刷技術では一般的なりライトの2階調と違い多階調表現ができるため、顔写真やデザインを配置したカードの印刷などにも適しています。
一時的な来客カードやポイントカード、診察券、リフト券などで利用実績があります。

磁気・ICエンコード

カードプリンター内にエンコードモジュールを内蔵し、印刷時にカードの磁気ストライプやICチップに情報を書き込むことが可能です。
磁気ストライプはISO用とJIS2用が用意されており、非接触ICはMifare・Felica等のエンコードに対応しています。
印刷と同時にエンコードすることで印刷内容とエンコード内容のミスマッチを防ぎ、発行時間の短縮化に繋がります。
オプションソフトのGRASYS CARDを使用するとICチップの固有番号を読み取って保存することも可能です。