医療施設・病院
小規模から大規模まで幅広く利用
総合病院から診療所、クリニック、動物病院など、プラスチック診察券の発行にGRASYSカードプリンターが利用されています。
スムーズな受付とセキュリティ強化
バーコードや磁気・ICカードへ患者様の情報を書き込む(エンコード)することで再来院時の受付の運用を容易にすることができます。
多くの病院ではあらかじめカラーのデザインをオフセット印刷した「プレ印刷カード」にお名前などの可変情報だけを黒インクリボンで印刷・発行することが多く、この場合はインクのコストが数円で印刷も早くなります。また、セキュリティ確保のため特定の場所への外部からの立ち入りの許可証などの発行にも使用することができます。
診察券の発行方法
診察券の発行では主におもて面のカラーデザインと裏面の注意書きが印刷済のカード(プレ印刷カード)を使用して、発行の都度お名前や患者番号等の可変情報を黒リボンで追記印刷します。
そのためプリンターは片面用を使用しインクリボンは黒リボンを使用します。
黒リボンのみを使用することから印刷時間が数秒と早くなり、リボン1巻で1,200枚以上印刷できるため効率的に発行することができます。プレ印刷カードを使用しない場合はカラーリボンを使用し、裏面への印刷が必要であれば両面用のプリンターを使用します。
発行方法は付属ソフトで都度入力・発行する方法とオプションの自動印刷ソフトを使用してレセプトシステムの患者様登録時に自動発行する方法があります。
- 事前に磁気カード読み込み機・バーコード読み取り機で読み取り確認をするためのテストカード発行も承ります、バーコードまたは磁気の仕様をお知らせください。
バーコードでの運用の場合
受付でバーコードをスキャンする運用の場合、バーコードはカード発行時に印刷されますのでプリンターを用意するだけで対応が可能です。
診察券を自動発行したい場合はさらにオプションの自動発行ソフトが必要です。
磁気カードでの運用の場合
受付機など磁気ストライプ付きのカードを読み取る場合、オプションの磁気エンコーダをプリンターに内蔵するとカード発行時に磁気も同時に書き込まれます。
この場合、プリンターと磁気エンコーダを用意するだけで対応が可能です。診察券を自動発行したい場合はさらにオプションの自動発行ソフトが必要です。
磁気ストライプの配置 磁気カードの場合、デザイン面(表側)に磁気を配置する場合と裏面に配置する場合があり、ID200シリーズには磁気エンコーダーが表面用と裏面用が用意されているため片面用プリンターでも仕様に合わせて発行することができ、ID170シリーズの磁気エンコーダは裏面用のため、表面に磁気を配置する場合は両面用のプリンターでカードの反転機能を利用します。
自動印刷ソフト
診察券発行用のPCでオプションの自動印刷ソフトを利用すると、レセプトシステムなど上位システムと連動した診察券発行をスムーズに運用することができます。- 上位システムとの連携時は基本情報など印刷に必要な情報を含むCSVファイルを指定フォルダに書き出していただくことで対応が可能になります。
このため、システムに大きな変更を加えることなく発行を自動化することができます。
既存の診察券にあわせた互換性のある磁気ストライプ書き込みの設定も可能です、事前にお問い合わせください。
職員証の発行にも!!
レセコンなどの上位システムに職員情報も登録されている場合は、診察券と同じようにカードを発行することができます。
この場合、条件に応じてデザインを変えることも可能なため診察科ごとに色が異なるなど、見た目の違うカードを発行することができます。
自動印刷ソフトは医療関連だけでなく、その他のシステムから印刷に必要な情報を都度書き出すことで自動発行が可能になります。
利用者様の声
新規開院にあたり、診察券をスムーズに発行させたいと考えていました。GRASYSプリンターと自動印刷ソフトを採用してレセコンの患者情報の一部をカード印刷と磁気ストライプに書き込んだ診察券が自動発行できるようになり、助かっています。
ー 地方総合病院様 ー
これまでは紙に印刷後、パウチして診察券を発行していましたが、プラスチックカードに切り替えたことで見栄えも良く、発行と受付が楽になりました。
ー 東京都内クリニック様 ー