UVインクパネル
UVインクパネル
一枚から低価格でセキュリティを強化
今やセキュリティはあらゆる組織にとって重要です。ほとんどの企業ではセキュリティは特殊なことではなく”通常の業務範疇”での重要な部分となっています。
顔写真付のIDカードに更に目視のセキュリティ要素を組み込むことで、偽造目的などでのカードの複製がますます困難になります。
UVインクパネルを使用して印刷した部分は紫外線の照射によって蛍光します。通常光下ではUV印刷部分は気づきにくいため複製が困難で、カードの偽造防止やブラックライト等を用いた目視による真贋判定などが可能になる優れたセキュリティ要素として最新かつコストパフォーマンスの高い印刷方法です。
また、この紫外線光で蛍光することを利用して簡易的な透かしとしても利用することができます。
使い方はとても簡単
UVインクパネルはカード表面にホログラムフィルムを貼り付けるのとは異なり、通常の印刷と同様に使用します。
カスタマイズも容易で、デザインの作成時にUV印刷したい項目をUVパネルに指定し、UVパネル付きのフルカラーリボン(YMCFKOリボン)を使用するだけです。YMCFKOの”F”はFluorescent(蛍光)を意味しています。通常のカラー印刷とのコスト差はカード一枚あたり僅か15円です。
テキストや番号などの可変データの差込み印刷項目やロゴや顔写真などをデザインソフトで配置し、印刷時にUVインクパネルを使用するように指定しておくだけで利用することができます。
例えば付属ソフトウェアGRASYSIDではデザイン画面でUV印刷したいテキストオブジェクトを選択または作成し、蛍光ペン(UVインクパネル)のボタンをクリックするだけで設定できます。
このUVインクパネル印刷はロット枚数に関係なく一枚から個別にカスタマイズされたセキュリティ要素を低コストで発行することができるため、真贋確認や偽造防止に役立つ低コストのソリューションとして利用されています。
*ホログラムラミネートもセキュリティ確保とカード表面保護のために使用されています、ホログラムラミネートの場合はカスタマイズにイニシャルコストが発生するため、既存柄付のものを使用するか、大量印刷用途でカスタマイズして利用されています。
カードの長寿命化
クリアーラミネート、ホログラムラミネート
セキュリティと耐久性アップ
セキュリティ面の強化だけでなく、長期間使用するカードなどのカード表面の耐久性を上げたい場合はラミネート付きのID200Lプリンターをおすすめします。印刷と同時にカード表面に片面または両面にラミネートパッチフィルムを熱で張り付け、こすれや液体の付着などから印刷面を物理的に保護し、カードを長寿命化します。